アメニティーとエコロジー、健康と快適な家づくり

風通しがよい・・・そして欧米人は”紙と木の家”といいました。

昔の木造住宅は長持ちしたのに、科学、技術が発達した現代の家はまことに短命です。非は耐久消費財として商品としての工業化したプレハブ住宅、輸入工法にあります。密閉、高気密のこれらの工法は、 通気を欠いたものは短命で国民資産のロスとさえいわれております。建築木材の腐朽については、「結露防止(湿度を出さない、入れない)」が建築技術者にとって問われる最大のテーマのひとつです。またユーザー生活者にとっても大きな関心事です。高気密住宅でなければ「欠陥住宅だ」とされてしまった現在「通気」「換気」「断熱」等を工法によって、クリアしなくてはならなくなりました。

なぜ通気工法にしなければならないか

私ども建築技術者は、家を建てることはすなわち住まう人の健康を預かる仕事でもあります。結露による湿度の発生はカビとダニの増殖生因となり、カビ等の微生物(胞子) がいかなる病気とアレルギーをひきおこすか意外に知られておりません。目のかぶれ、ぜんそく、副腎腔炎、鼻カタル、皮膚病 (アレルギー性)、ガン患者や結核患者の死因の多くが、カビによる肺炎であるともいわれております。たたみ一畳に180万匹のダニが発見された報告もあります。

現代において通気工法なき家は大変危険な家です

 家の品質強度とは、”材料使用量”と考えます。そして快適と健康な家づくりとは、通気、換気、断熱、 省エネの施工工法であると考えます。

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